高級おせちはどのような順番で食べる?

高級おせちはどのような順番で食べる?

高級おせちに、全国共通の決まった食べる順番はありません。盛り付けや料理人の意図に合わせるなら、薄味で繊細な料理から始め、味の濃い料理や脂のある料理、甘い料理へ進むと、味の違いを感じやすくなります。

高級おせちを食べるおすすめの順番

迷ったときは、次の順番を目安にしてください。料理の内容やお品書きによって、順番を入れ替えても問題ありません。

  1. 前菜や薄味の料理
  2. 酢の物
  3. 魚介や肉などの主役料理
  4. 煮物
  5. 味の濃い料理
  6. 黒豆・栗きんとんなどの甘い料理

1. 前菜や薄味の料理から始める

最初は、だしの風味や素材の味を感じやすい料理から食べます。たとえば、だし巻き卵、海老、白身魚の料理、薄味の野菜料理などです。

はじめから濃い味の料理を食べると、ほかの料理の繊細な味が分かりにくくなることがあります。

2. 酢の物で口の中を整える

紅白なますや酢れんこんなどの酢の物は、さっぱりしているため、料理の合間に向いています。最初に食べても、魚介や肉料理の途中に挟んでもよい料理です。

酸味が強い商品では、最初から多く食べず、少量で味を確認するとよいでしょう。

3. 魚介や肉などの主役料理を味わう

次に、あわび、いくら、数の子、ローストビーフ、鴨肉など、商品の特徴になっている料理を食べます。高級おせちは料理ごとに味付けや食感が異なるため、少量ずつ比べながら食べると違いを楽しめます。

数の子やいくらのように塩味を感じやすい料理は、薄味の料理を味わった後に回すと、味の強さを比較しやすくなります。

4. 煮物を食べる

筑前煮や野菜の煮しめなどは、だしやしょうゆの味がしみていることが多く、前半の料理よりも味がはっきりしています。温めて食べる指定がある場合は、容器やお品書きの指示に従ってください。

煮物は料理全体の中盤以降に食べると、味の濃さや具材の食感を楽しみやすくなります。

5. 味の濃い料理や脂のある料理を食べる

焼き豚、牛肉料理、味噌味の料理、濃い味付けの魚などは、味がしっかりしています。薄味の料理を先に食べてから味わうと、料理の特徴が分かりやすくなります。

口の中が重く感じたときは、酢の物や野菜を挟みます。料理ごとに順番を厳密に守る必要はありません。

6. 甘い料理は最後に食べる

黒豆、栗きんとん、伊達巻などは、甘さがあるため、最後に食べると締めの料理として楽しめます。伊達巻は商品によって甘さやだしの強さが異なるため、前菜として食べても問題ありません。

栗きんとんや黒豆を最初に食べると、その後の料理を塩辛く感じることがあるため、味の順番を重視するなら後半がおすすめです。

おせちの代表的な料理はいつ食べる?

料理の種類 食べる目安 理由
薄味の魚介・野菜料理 最初 素材やだしの味を感じやすいため
紅白なます・酢れんこん 最初から中盤 さっぱりしていて口直しにもなるため
数の子・いくら 薄味の料理の後 塩味が強く感じられることがあるため
煮しめ・筑前煮 中盤 だしや調味料の味がしっかりしているため
肉料理・濃い味の料理 中盤から後半 味や脂が比較的強いため
黒豆・栗きんとん 後半 甘さがあり、ほかの料理の味に影響しやすいため

高級おせちはお品書きの順番を優先する

高級おせちでは、料理を食べる順番よりも、保存状態や温度の指定を優先してください。商品によっては、冷蔵のまま食べる料理、食べる前に温める料理、解凍後すぐに食べる料理などが分かれています。

箱に入っているお品書きや説明書に「おすすめの食べ方」「温め方」「消費期限」が記載されている場合は、その指示に従います。特に生ものや魚介類は、味の順番よりも保存方法と期限の確認が重要です。

また、料理人が盛り付けやコースの順番を示している商品では、その案内が最も適した目安になります。ただし、案内がない商品について、決まった作法があると考える必要はありません。

家族で食べるときは順番を厳密に守らなくてよい

おせちは、料理店のコース料理のように一人ずつ順番を守って食べるものではありません。家族で同じ重箱を囲む場合は、食べたい料理から取り分けて大丈夫です。

味の順番を意識するなら、薄味の料理を少し食べてから、濃い味や甘い料理へ進みます。途中で酢の物や野菜を食べれば、口の中を整えやすくなります。

重箱から直接取るのではなく、取り箸や清潔な箸を使うこと、料理ごとの保存方法や期限を守ることも大切です。

高級おせちを食べる順番の結論

高級おせちは、薄味の料理、酢の物、魚介や肉、煮物、濃い味の料理、甘い料理の順にすると、味の変化を楽しみやすくなります。

ただし、これは食べやすさを考えた目安であり、決まりではありません。商品にお品書きや温度・保存の指示がある場合はそれを優先し、家族で食べるときは好みの料理から自由に味わってください。